家づくりのよくある後悔

家を建てることは、一生に何度もあることではない、大きなお買い物です。

予算、税金、間取り、土地探し・・・事前に調べて理想の家を作ったつもりでも、現実になってみると
「こうすれば良かった」「こうするんじゃなかった」という不満が後から出てくる事も多いでしょう。

・希望を詰め込んだのに後悔
「家づくりで後悔した」という話は、かなりよく聞きます。
「希望が叶えられなかっただけでは」と、いう声もあるでしょう。
でも「後悔している」という声の大半は、希望を全て詰め込んだ家です。
ではなぜ希望を全て詰め込んだにも関わらず、後悔をしてしまっているのでしょうか。

・収納場所で後悔
よく聞く後悔は、収納場所です。
部屋は当然ながら広ければ広いほど良いに決まっています。
広々としたスペースを確保するために、不必要な部分を取り除くのは、1つの方法です。
しかし収納場所まで取り除いてしまうと、家の中がゴチャゴチャするだけです。
せっかく広い部屋にしたのに関わらず、家の中が物で散乱していては意味がありません。

・安全面で後悔
また良かれと思って設置した設備が、大変危険なものだったという後悔もあります。
スケルトン階段は、見た目がオシャレで人気も高いです。
しかし階段を一歩踏み外してしまうと、大怪我だけでは済まされません。
見た目のオシャレを気にすることは、決して悪いことではないものの、安全には変えられないものです。

・下見の時と環境が違う
下見の時点では、敷地に面した道路が静かで人通りがないと思っていたのに、実際に家を建てて住んでみると、
平日朝は通行人が多くてうるさかったり、近所の人の抜け道になってしまっていたりという事があります。
同じ土地でも、曜日や時間帯によって環境は変わるものです。
候補地の下見は、平日・休日の朝・夜両方で確認するのがベストです。

・間取りと設備の失敗と後悔
トイレはトルネード水流など節水型の便器を使った場合、2年程度で水道代の差分で元が取れると言われています。
手洗いのついた便器が主流でしたが、最近では「手を洗ってもキレイになった気がしないので、トイレの中に洗面台を
付けた方が良かった」という意見も聞かれます。